港区女子とは呼ばせない。

港区に住む私の恋愛事情。「真の港区女子」の日々を描くブログです。

忘れられない気持ちと、最悪の恋愛

昔の恋愛に未練を感じるのは

弱い人間のする事なのか?

 

女は情が深い生き物だ。

未練が残るのは仕方ないのではないか?

 

なのに、私達女性は

なぜいつも罰せられる対象なのか?

 

 

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とてつもなく幸せな時間を奪われた私は、

次の出会いを血眼になって探した。

 

 

 

大学の気のおけない友人と

ランチをとっている時、

彼女がTinderを始めたと言ってきた。

 

当時このアプリはとても流行っていたが、

今までなかったデートアプリなんてものに

少し恐怖感を感じていた。

 

 

 

しかし、親密な友人が始めたとなれば

なんだかハードルが下がるもの。

 

前の恋で修復しきれない傷を負った私は、

その場で早速Tinderを始めてみた。

 

 

 

このアプリは、自分が女性なら

男性の写真が表示され、

気に入ればハートボタンを、

気に入らなければスワイプと言って

次の男性を見せる仕組み。

 

 

 

始めて見たものの、

私はスワイプするばかり。

 

30人ほどスワイプした時、

お?と思う男性がいた。

 

 

 

ハートを押したした途端、

彼も私にハートを押したらしく、

運良くマッチング。

 

マッチングするとチャットができるのだが、

早速彼からメッセージが。

 

見た目は日本人だったが、

メッセージは英語だった。

 

 

 

日本語と英語を混ぜて話すのが

なぜか楽だと思う私は、

なんだか親近感を覚えた。

 

 

 

恐る恐る彼に会ってみると、

スタイリッシュな雰囲気の方。

お仕事は外銀のトレーダー。

 

話しているとどことなく

大恋愛をした龍一に価値観が似ている。

 

 

 

ダメだと分かっていても

前の恋の傷にバンドエイドを貼ろうと

私は彼を自分の物にしたくなってしまった。

 

 

 

彼の友人や趣味、

全てを把握したくなった。

 

 

 

時間が過ぎ、年末へ向かっていった。

デパートもスーパーも、

クリスマスモードに。

 

彼と過ごす日を、

心底楽しみにしてた。

 

 

 

どうも、神様はそんなに優しくない。

クリスマス1週間前になっても

彼からなんの誘いもない。

 

彼の家に泊まってるのに。

 

前日、またなんの連絡もない。

もう赤信号だ。

 

 

 

私の事を本気で考えているのか?と

思い切って連絡してみた。

 

あろうかとか、

ただLINEをブロックされただけだった。

 

 

 

 

こうなってから気がついたが、

私は彼の中に龍一を投影していただけだった。

彼の事が好きなわけではなかった。

 

なのに、こうして一方的に遮断されると

自尊心を大いに傷つけられ

涙が出るのだった。

 

しかし罪は私にある。

彼自身の事を見ようだなんて

思ってもいなかったから。

 

 

結局すべて、自業自得なのだろうか。